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雨だから‥竿再生

6番タックルを使う頻度が増えそうなんで、永い事放っぽらかしてた6番8ピースの改造ソルトロッド再生に着手ww。

竿造りの知識も経験も全く無いド素人なのにネット情報を元に組んでは試投し、修正しては試投し、ガイドを換えて試投し、増やして試投し、減らしてはまた試投し、ちゅう試行錯誤を繰り返して今迄6本組んだww。

その内訳は、8ピース1本、4ピース3本、5ピース1本、2ピース1本。

最初に組んだのがビルティング練習用にと中古屋で見つけた¥2500のCapsストリームトレイル6番8ピースww。

標準装備のガイド10個とEVAフォームグリップを全部剥ぎ取って、ガイドはチタンSIC11個に、グリップはエクステンションバット付きのコルクエルゴに換装。

一本一本スパイン出してフォワード重視の位置にガイドを装着した初の自作ロッドは振ると妙にループがピーキーでスラックが入り易かったけど、ダルで飛ばないオリジナルと比較すると随分シャキッとしてたし何より出張先の海でそこそこ飛ばせるロッドに変身したんでそれで満足してたww。

その後、この竿に入れてたチタンSICガイドを新しく購入したTFO#6ブランクに移植して裸のまま放っぽらかしてたんで、今回改めて組み直しwww

やり直してみると、2ピースブランクと違ってマルチピースブランクのスパイン出しとガイドラインの位置決めはまるでパズルゲーム、ちゅうのが判る… ( ´艸`)

製法がちゃんとした高級マルチピースブランクはそんな事あ無いんだろうけど、8ピースブランクの一本一本でちゃんとスパイン出したからと言って繋いだら一本筋がビシッと通ってる、と思たら大間違いwww。

コイツはトップから順にスパイン出した後、マーキングした処でトップ~4番を繋いで再度ハーフのスパインをチェックしてみると全く違う曲がりでスパインが変わる… (^^;)

カーボンシートのマンドレルへの巻き方云々の製法上の蘊蓄は玄人に任せるとして、コレで実際にキャストしてみると大抵変なスラックがラインに入ったり腰砕け感が有ったりアキュラシーに欠ける竿になってる場合が多いww。

ま、各ピースをルービックキューブ(古いww)みたいにこねくり回してとか、或いは他のピースを持って来てチャチャッと合わせてベストなモノにする、ってのが経験豊富なビルダーさんやメーカーの職人さんなんでしょーが個人のアタシにゃ到底無理… (^^;)

情けない事に何本か組んで勉強する内にその事に気が付いたんだけど、初めて組んだこの竿がピーキーでループやスラックコントロールが難しいと感じてた理由は一本一本は筋が通ってるんだけど実は繋ぐと軸がズレるから、それで全体のスパインがズレたロッドがキャストの際に変な捻れや振動を起こしてたからなんでしょうナ! (>_<)ゞ オソイ...

だもんで、それが正しいのかどうかはワカランが、今回はトップから4番をそれぞれ一番曲がる位置にマーキングしたら2番から順に繋いで行って、繋いだらスパインをその都度改めて出して、ちゅう順々作業で竿のトータルバックボーンを出し、それぞれスパインの内側、外側、横側にガイド位置を換えて試投を行ってから一番気に入った位置でガイドを装着する最終ラインを決める、ちゅうステップで組んでみたww。

綺麗なループでブッ飛ぶティップが軽い携帯用6番8ピースソルトウォーターロッドを目指し、TopはREC RECOIL Wide-Loop #4、2nd~7thにRECOIL #4、8thにRECOIL #5の超軽量形状記憶合金シングルフット、9thがT-LSG #10で、10th~12thのストリッピングガイドがT-SVSG #12, #16, #20の一体それで何釣るンですかアンタ?な大口径12ガイド仕様ww、スペーシングは同じ9ftだし、計算やり直すのが面倒だったんでイクシーク・ゴーストバスターのをフルコピペ… (^x^)

雨だから‥竿再生_b0259124_235597.jpg


ガイド位置も無理は無さそうだしベンドカーブも問題無さそう (p_-) … 多分 (~。~;)? www

で、最終ガイドラインをスパインに沿わすか反らすか逸らすかを実際にライン・リーダー・フライを通してそれぞれのポジションの具合を診る為公園でキャストしてみて、自分の目的とフィーリングに一番合った位置で決める訳ですナ!(^○^)

WulffトライアングルテーパーWF6Fでの公園試投で感じたのは、

1) 最初に組んだ時より遥かに綺麗なループが楽に作れるし、以前はこのロッドでフルラインがナカナカ出せなかったトライアングルテーパーが今回のセッティングだと楽にフルラインが出る様になってるのに先ずビックリ!(@_@)

2) ガイドをスパインに沿わした場合
バックキャストで狭くてスラックの無い綺麗なループが簡単に後ろに高く伸びるんで、フォワードキャストのループコントロールがし易くフルラインも楽に出せる。

3) ガイドをスパインに反らした場合
ラインスピードがより速く、超狭いループのフォワードキャストが繰り出せるがバックキャストのループと高さが安定しない。 でもバックキャストが決まると最も飛距離が伸びるww。

三つ目の逸らした場合はこの竿の目的にそぐわないんでやんないww

少しピーキーだけど決まるとブッ飛ぶスパルタンロッドにするか、めちゃ安定してていざという時はブッ飛ばせるキャノンロッドにするか悩んだ挙げ句、同じテイストで気に入ってる5ピース Rainshadow RX8+と同様のスパインに沿わせたガイドラインのキャノンロッドにする事に決定! (^^;)

アタシの場合はこの位置が一番自分のキャスティングスタイルに合ってると思たんでコレにしたんだけど、キャスティングスタイルは1人1人それぞれやからその人が一番しっくり来るスパイン位置もガイドラインも違う筈。

だもんで、仮組したら必ずライン・リーダー・フライ付けて試投してみて自分のキャスティングのスタイルに合った竿の調子とガイド位置を納得行く迄試行錯誤して決める様にした方がいい、ちゅう事なんですナ!ww

たったそれだけで、安価だけどダルなマルチピースカーボントラウトロッドが高性能ソルトウォーターロッドに匹敵するキャスティング性能を持つ竿に変わる、ちゅう事は知ってて損ぢゃない事かなと!www。

勿論ブランクの限界は有るだろうしどんな竿でも極端な話棒でも飛ぶにゃあ飛ぶけど、楽により少ないモーションでより遠くに若しくは正確に飛ばせる竿にしたけりゃこのプロセスを踏んで損は無いですゾ?www

まあ天の邪鬼に言い換えると、竿に合わせてわざわざ自分のキャスティングスタイルを変えないといけないのがプロダクションロッド、ならば、自分のキャスティングスタイルに竿を合わせて無理矢理フルラインを出せる様にするのがカスタマイズロッド、ちゅう事ですな! (*⌒▽⌒*)

と言っても何事もヤリ過ぎは禁物だけど… ( ´艸`) オレルカラ...

まあ、冬の間にロッドをリビルドされる時は、炬燵から出て外でイロイロ試してみると暇潰し・気分転換にもなるし、きっと楽しいんぢゃなかろうかと! ( ´艸`) ヘ-ックショイ!
by saltyalx62 | 2013-10-26 09:00 | 虎に翼/猫に小判

海水毛鉤好きなロートルのフライフィッシングブログです。 Husband, Father, Motorcyclist, Marketing Planner, Fan of Thrash-Metal, and a Saltwater Flyfishing Geek, Born in 1962,


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