地の果て鮴♥
2016年 01月 02日
一等洋室取れたのに餓鬼の夜泣きで殆ど寝れないまま帰省した初日から介護で走り回ってヘロヘロなのに、夜10時になってやっと一息吐く時間が出来たら突如ムラムラして来たんで出撃f(^^;w
行き先は実家から120㌔離れた地の果て
浜名湖では滅多に御目にかかれない良型メバルがフローティングラインの真夜中サイトフィッシングで釣れる処があるんで、毎年年末帰省すると必ず寄る処w(^w^)
国道~県道~市道と段々寂れるに連れ行き交う車が減り、10㌔ ~ 15㌔ に1台擦れ違うかどうかの頃になると車やヒトの代わりに狸と擦れ違うww
今年は暖冬だからかナニかの前触れなのか狸が異様に多く、道中8ペアと遭遇ww
そんなこんなでやっとこ辿り着いた午前1時の地の果ての天気は小雨後曇り、気温7℃、西風。
潮は満月翌日大潮三日目、下げ8分~上げ3分、クリア。
車から降りたら小雨は上手い具合に揚がったンだけど、冷え込んでない海面には湯気は立って無く、序にライズも全く無いww
過去下げ止まりの此処でイイ目を見たこた無いモンでまぁ想定内ではあるンだけど、今宵はオトンとオカンに天草メバルを喰わすちゅう秘かに心に決めてたミッションがあるモンで絶対にホゲれんww
必死コイてお眼目凝らしお耳澄まして薄灯りの水面を探し歩き回り、怪しき影、水音、波紋や煌めきが見付かると取敢えず撃つ… を繰り返し、途切れ途切れの幽かなアタリにしがみつく事二時間… (^^;
全くノー感じな状況にホゲを覚悟し、シンキングタックル変更に手間取るより場所変えしよか…と車に戻る途中でやっとこ見付けたスプラッシュボイルを撃つと、一撃で喰ったのは~…
キンギョ … ρ(・・、)
コノ一匹で完全にココロが冷え切って移動ww
戻って来たのは水銀灯下。
此処では浮いてるモロ見え鮴が狙えるンだけど、直ぐスレるから結構手強いのが相手ww
地の果てイク前にちょっと寄った際にはニイマルクラス混じりでメバルが沢山浮いてたんだけど、干潮止まりの水銀灯下は湾処も岸壁ストレッチ前も既に蛻の殼w
上げが効いて捕食が始まる迄は結んでたチャートのサナバビッチで岸壁ストレッチの暗がりとの堺でライズするアジに相手して貰って自己記録のニイマル超えを3匹ゲット
思わぬ瞬間沸騰パワフル良型アジのお土産が獲れたンで一辺に機嫌が直りww、メバル探査モードに戻るw
湾処の足元を透かすと壁に張り付いとるチビが数匹居るもんで、手前のメバルにオファーしてスローなストップ&ゴーで誘ってみると…
ククククッ…
や~っとお目当ての1匹目が獲れたのは、ナンと開始3時間後w… (´д`|||)
潮が上げ始めたのか、この一匹を皮切りに暫し丸ごと唐揚げサイズのメバチビが連発ww
2匹釣った処でサナバビッチチャートを係留ヴィに引っ掛けてティペット毎ロストしたンで岸壁ストレッチへ移動すると、既に時合に入ってた様でメバチビ混じりでニイマルクラスが激しいスプラッシュボイルを披露ちぅww ((((;゜Д゜)))
06止めて慌ててナイロン08ティペットを結び、フライもサナバビッチ止めて一撃必釣のカイアシを結ぶ
メバルってフライの選り好みは無さそうだからフライパターンは余り関係無いっちゃ関係無いんだけれども、困った時や必釣せんとイカン時に出番が多いのがこのカイアシ (^w^)
フライ自体は軽いカルティバSplit-Shotter#8やササメSL早掛けSフックに密に下巻きしてボディにCDCを一枚巻き付けてヘッドをソレらしくしただけのフライだもんで、キャストする前にクチャクチャに濡らし揉ンでやらんとCDCの浮力で海でも1~2匹釣る迄はドライフライとしても使えるw
白くてどデカい図体だモンでほんの少しの灯りでも良く見えるコレ使ったメバルのドライフライFFはヤってみりゃあ楽しい釣りになる事請け合いだけれども、自己記録更新サイズがうぢゃうぢゃ丸見え+ジジババの食卓に上げるに価する煮付け/盛刺サイズのメバルを持って帰る使命を必達せにゃイカン時にヤる愉しみ方ぢゃあ無いww
濡らすと沈む…とは云ってもホントにゆっくりとしか沈まないから敢えてナイロンティペットなんぞに結んでヤると、ストップでサスペンドすらさせれるフライになるw (^w^)
スズキを始めとする下顎が突き出た多くのサカナはストップした時にルアーやフライが水中で不自然に垂れ下がると途端に見切るンだけれども、このカイアシはその心配が要らないし、極遅ストップ & ゴーやホットケ漂いすらマルチに対応するから、時に止めた際の漂いにしか喰って来ない渋い時合に無敵フライになるw(^w^)
然も常に水面直下にあるモンで、喰ったと同時に水面にライズ/ボイルが出るからめちゃコーフンするし、喰わせた感も一際するww(^w^)
ただ水面に浮かぶティペットが出すV波を見切る時が偶にあるからそん時ゃ✋😖✋ナンだけど… (^^;
物凄い数の大小メバルが盛んに水面直下と表層でナニかを一斉に捕食しててモタモタしとると直ぐに終わるやも知れんモンで、慌てて唾でべちょべちょモミモミして直ぐにクイックキャストww
手前に群れてるのはチビばかりだけど奥で複数のニイマル超えばかりがパシパシ喰い上げてるモンで、イキナリ奥に見える一番デカい影を狙って撃ち込み、速めのショートストリップを入れると…
中層で上見上げ乍浮いてた黒影がシュッ!と急浮上して来た思たら水面が…
…モリッ!
バッチリモロ見えバイトを見せてくれたこのメバルの締め込みは水深のある処だモンで格別、ラミグラスのバットがキューッ!と何度も入るファイトを堪能させて貰って抜き揚げsubdued ww
19㌢が壁だったメバル記録だけど、手尺で七寸半と目立てたこの煮付けサイズは23㌢でやっとこ自己記録更新ww
すかさず〆て海水汲んだ血抜きバケツに入れておいて次のを狙うと、またまた呆気なくモリッ!
ニイマルジャストでした~♪(*^^*)
でもこのクラスでも#4ラミをガクンガクン締め込むから充分愉しい~♪
そうこうしてると時合も直ぐに終わり、終宴後の足元岸壁壁際を出たり入ったりしてるのを今宵のラストフィッシュやと狙ったのにカイアシを3回も見切られて、めっちゃド頭に来たんで必殺トゥイッチで無理矢理喰わしたら…
最後を飾ってくれたのはナント左膳メバル…(;゜゜)
しばすと雷様の丹下左膳は釣った事あるけどメバルの丹下左膳は初めて…(^^;
これ迄何度かシノギを潜ったと思われる左眼が潰れたメバルで可哀想ではあるけれども、今宵はオトンオカンに喰わす年に一度のキャッチ&イートディw、丁度唐揚げサイズだモンで容赦無くキープww
勿論、帰りの道中、恵みを戴いた土地の神様にお礼を述べさせて頂いたのは言うまでもないw m(__)m
【使用タックル】
Lamiglas FL904-6 SW-Custom
Billy Pate TROUT D/D
RIO Wind-Cutter ll WF4F
Leader : Marryat Dryfly Nylon 5X 9ft.
Tippet : Sunline Powered 0.8号 3ft.