ヤバい?釣りに目覚めてもたw
2017年 07月 21日
先々週今年初めてのニイニイ蝉の鳴き声を聞いたと思てたら二週間で熊蝉の大合唱が始まり、浜名湖にも本格的な夏がやって来た感じ。
薄曇り後晴れ、34℃、南西強風、潮は下弦二日前の小潮初日、上げ6分~下げ6分、酷いステイン~ほぼクリア。
この処はデカチヌが常に遡し込んでる冬場に見付けた奥浜名湖の蛎殻フラットにご執心。
此処は舞阪比で4時間から4時間半程潮が遅れる。
でも表と比較して水が濁る/澄むタイミングも流れも干満と同調しないンで水色が全く読めないのと、一帯全方位が蛎殻ゴロタのギザギザシャローなんで表の毛鉤とリグでは全く釣りになんないのと、薄雲が空をちょっと覆ったり風がちょっと強いだけで捕捉が極端に難しくなるのがアレなんだけれども、喧騒とは無縁の静けさに加えて抜ける事が無いチヌに、追わせれるかどうかは別として、何時でも好きなだけアプローチ出来る場所を他に知らないンでしょうがない?w
フライはノーウェイトのみ。
フロロティペットよりチョイ先に沈むけど沈み過ぎん様にしといて貰わんと蛎殻帯では釣りにならんモンで、軽い管チヌではなく太軸でチョイ重い管付伊勢尼。
以前のガマ伊勢尼はヒネってなかった記憶があるンだけれども最近のはヒネっとるのネw
2号に8号だと少し重い感じなんで7号辺りがベストマッチっぽい?
でも2.5号に上げてガードも太くする事にしたから8号でイイかも?
必然的にフックポイントダウンを是とする姿勢になるモンでフロロ50lbs.シングルか25lbs.ダブルのウィードガード。
ヒネリ鉤にシングルガードなら捻ったポイントが向く側から折り曲げ立てると蛎殻回避性能をも少し上げれるかもw
(写真は反対から立ててしもた悪例💦)
ガードは長目でカットすると蛎殻スタックを更にもちょっと減らせるみたいw
加えて極低速の長~~いズル曳き中にスタックしそうでしないフライが蛎殻エッジを小突く際、長くしとくとフライがピンコピンコ跳ねて、根掛かり回避と同時に入れたくても入れれない魅惑的なイレギュラーアクションを入れる事が一石二鳥で出来るから⁉、なンですナ(^w^)
硬太いガード、長いガードだからといっても60lbs.位迄ならそんな魅惑的な誘いに猛り狂ったチヌのハードバイトを弾く事は無い感じw
レッグは左右一本づつの方がバランスいいからバイトも増える?かも??
二本づつ出すと水中で回転し易くなりますナw
特に〆の喰わすストリップでフライが回転しちゃうとすかさずソッポ向かれるから、スタンダード厚幅のレッグなら一本づつ、二本づつ付けるなら細幅の薄いのが良さ気(^w^)
コレは管チヌ5号に16lbs.ダブルウィードガードのゼロと呼んでる初期型。
牡蠣ぱら用にと一個だけ巻いてたンだけれども出番が無く、先週末の釣りで完全に手詰まった際ボックスの隅に仕舞ってたのを偶々思い出して使ってみたら、ナニしても反応させれなかったのに瞬く間にアレヨアレヨと15枚がこのフライには何故かガンガンバイト❤
10㍍以内の至近距離戦でガバガバガツゴツ喰うのに風波と酷い濁りでバイトの直接目視が叶わず、ラインに伝わるバイトや派手な水面の動きや逆立ちを見ててのバット入れも放っとけウニョウニョも何故かヤオイかず遂に一枚すら掛ける事が出来なかったンだけれども、このパターンの能力と使い道に漸く目覚めた今日この頃(^^;
勿論、折角極低速の長~~いスローリトリーブでボトムに切り立つ蛎殻エッジを小突き乍眼前を過らせて追わせ、エキサイトさせた後のストリップで喰わす末端フライの蛎殻回避性能を大幅アップしたのに中間リグであるリーダーが先に沈んで手前で根掛かってしまっては元も子もないンで、こない場所でこそナイロンリーダーにフロロティペットが絶対w
此処では下手な鉄砲数打ちゃ当たると勘違いする程桁違いの数のデカチヌが近過ぎるホンの3㍍程の処でも喰むンでどーしても勘違いしてまうンだけれども、辺り一面にウヂャウヂャ居るからとうっかり手当たり次第に手を出すと何故かブリブリテイルしてるのに悉く無視される/突如喰うのが全く判らない/次第にテイルが離れてく/そして気付いたら誰も居なくなった、ちぅ手厳しい顛末が待ってるから我慢汁垂れ流しの釣りなのは間違いないマゾサイトなんだけれども、喰い気満々のチヌが最良アプローチライン上に完璧に見えて条件も揃って全てが巧くイクとたった一枚でもこの上も無い?サイコーの達成感を得られるからナカナカ脱け出せない(*≧∀≦*)
そんなこんなで今日もバイト一発だけで的もにゃヤらして貰えんかったナ~…と諦め、早めの車中昼飯を喰った処で潮が変った様で北西強風が一瞬弱まり、ヤな薄雲が消え去って真っ青に晴れ渡った空から太陽がギンギラ降り注ぐ様になってるのに気付いて漸く澄み潮が遡し始めた風裏ストレッチを覗くと、クロスケ一連隊がハッキリクッキリ見える❤
さっき迄の風表でちょっと離れると全く見えんかったクロスケは勿論、ブルーバックも普段は居るのか居らんのかワカラン位幽かにしか見えん保護色ゴーストすらも楽勝で見えるモンで、コレ幸いと俄然ヤる気になってあたふたと対峙再開w
濁りは股水深が見透せる迄回復、太陽ほぼ頭上、背中から順風、潮上、ちぅ最強条件でサカナが此だけハッキリ見えると、難易度の上がる接近戦で磨り減る釣りをする必要は全くないモンで20㍍以上離れた位置から無防備なヨンマルアップだけを狙い撃ち、ファーストキャストでバラした泣き年無しを皮切りに僅か30分で5バイト、3バラシ、で、漸く今季奥浜名湖のファーストチヌを辛うじて一枚ゲット❤
ジョーカバーを装着した改造チヌボガのテストも上々で、サイコーのタグ&リリースが出来たd=(^o^)=b
全長43㌢, 叉長42㌢, JGS-174185
狙うサカナがハッキリ見える/追うのがクッキリ見える/喰うのもハッキリクッキリ見えると案外簡単に掛けれるのに、ちょっとでも見えないと途端に全く喰わせれ無くなる(見えてない/ラインに伝わらないだけで実際は何度も喰ってるのはよくある事w)のってよくよく考えると全然割に合わん場所なのだけど、止めれないのは其処にサカナが居るからなのヨね~❤
【使用タックル】
Fenwick FL96-6 "Chinu-Buster"
Billy Pate Salmon Inspool
Monic Tropical Clear FST Bonefish WF6F
21ft. Hand-Knotted Varivas Seabass Nylon Shock 40, 30, 25, 20, 16lbs. Leader + Seaguar Grand-Max FX Fluoro 3, 2.5号 Tippet