2012年3月23日(金)~24日(土)
夜から土曜に掛けて本格化すると云う20m以上の強風・波高5mの波浪予報と、浜松の風は弱いものの実際にベランダから聞こえる海鳴りの轟音からじぇーんが入って来てる可能性に期待して23:30出撃、御前崎船溜まりへ直行、0:40着。
終日降る雨の為、予想通り誰も居ない。
潮は新月大潮3日目最終日、上げ2分程、気温12度、小雨無風・後、利き手からの東爆風+強雨…
ロッドは持たずに直ぐに影に入り暫しスカウト。
予想通り波浪と降雨による濁りが適当に入ってる。
方向と流量変化を伴う強い流れも出るが周期は長い。
波気は多少有るがトップに出る程ではなさそう。
明暗の境ではチビのスプラッシュに混じり、珍しくドデカメバルのライズが見える。
フッコにちょっと至らないサイズのセイゴボイルも有るが、期待してたじぇーんの気配はせず入って来てない様子…(; ;)
ウェーダーに着替え、先ずは念の為、8番タックルで各要所のパイロットで探ってみたがやはり大型鱸の反応は無く、30分程で諦めて小物イジメに心と道具を切り替えた。
この1年、過去先ず外れが無かった条件に合わせて数回釣行してみたが、昔ながらのじぇーん級デカ鱸に遭遇出来たのは2度…
一方、フッコやセイゴとの遭遇率は100%なんで、きっと港湾再整備と新港新堤建設で港内環境が変わり波浪時のデカマル&ヒラ鱸の回遊ルートが変わってしまった可能性が高い。
若い頃なら躊躇無く新しい付き場を自分の脚で探したんだけど流石にもう今はやれない…
でもこの1年でここに大型が遡す新たなピンらしき条件があるのが分かったんで、これからはその時だけにフォーカスする。
小物は数が出るからオモロいけど、ちっちゃい魚が毎日釣れるより思い出に残る読み&アプローチ&バイト&ファイトのデカい魚が出来れば週イチとか月イチで釣れる様な釣りをしたい。
問題はそうしたいけどならない事なんだけど…
そうこうしてると急に風雨が強くなり、利き手側からマトモに吹き付ける15m以上ありそうな暴風と時折左右に巻き吹く強風で、空中の6番ラインが暴れまくる… 5時間の釣りでウィンドノット1回、自分を釣ったの1回、キャスト中のロストフライ4個…(^^;)
それでも何とかライズに打ち込んでも反応が悪い、フライを色々ローテしてリトリーブを工夫して何とかカンとか喰わせても喰いが浅く掛けれない、と云う辛いボイル打ちとなった…
最近の遠州、どこでフライ引っ張っても信じらんねー位にスレてて、なんでこんなにスレたのか不思議だったんだけど、ありゃキャロリグにワームの代わりに出来合いフライやサビキをトレールして広範囲に釣るルアーマンが増えたかららしい、と云うのを最近知りました。
ワーム自体も昔と比較すると遥かに高性能化・小型化してて、時にフライですらイージーにoutfishする釣果を叩き出せる処迄進化してるのに、圧倒的有利なルアータックルでのフライ/サビキコラボ相手では、最早フライで入り込める余地はトップ以外は皆無になんのかな…。
ぐちゃぐちゃ長い前置き(スミマセン)は、1匹を釣るのに3時間も掛かった為…(^^;)


今宵メバルが最も反応が良かったのはヒイカ。足元にも群れてたし…
只、サイズは管付伊勢尼6番の半分…(爆)
30cm位のヒラセイゴもやっと1匹獲れた。
柱化けして遠目の暗部ボイル狙い打ちでシラスを喰わせて獲ったんでめちゃいい気分!



只このヒラセイゴ、超メタボ!
重量感あるファイトだったし鰓洗いも口先だけしか出ないし走りもシャープじゃないし…
一体何が喰ったのか、上げる迄すげードキドキしちゃった。(^^;)
こいつを釣った時点で既に4時半…
その後も手を変え品を換え…、で何とか喰わせても掛からず…、を繰り返し…
東の空が少し明るくなったのが判った途端、急に疲れを覚えて撤収…。(^^;)
《使用タックル》
ICHTHYIC XSF908 Ghost-Buster カスタム
Billy Pate BONEFISH D/D
Airflo Seabass Special WF8F
11ft Leader, Tippet 12lb
TFO Lefty Kreh Professional TFB06-904P カスタム
Orvis Battenkill LA III
Royal Wulff Triangle Taper TTF-6
11ft Leader,Tippet フロロ1,5号