シイラで釣り納め?!①
2012年 12月 29日
26日水曜にひょんなきっかけで知った鹿児島は冬の下りシイラ。
写真やYouTubeで視た背景は何処かで見た覚えがあるぞと記憶を辿るとむか~し外回り営業してた若い頃の担当テリトリーww、然もよくサボって寝てた場所の近く♡www。
今年獲ったFFシイラはたった2匹、それもオフショアでペンペンしか釣って無い。青物をオカッバリFFで釣ると走るからめちゃめちゃオモロい。特に万力とも呼ばれるシイラは走るわ飛び回るわ重いわで、小さくてもライトタックルFFの好敵手。
だもんで帰省の折に兎にも角にも行って見る事にした。
帰省した翌日3時起床、3時15分発。
休憩無しで高速をひたすら南下し、6時半に現地着。
天気は晴れ、気温11~16℃、微風~一時北西風。
潮は満月直後の大潮最終日、上げ8分~上げ4分、クリア。
やはり南国、日の出日の入りが遅く、6時半だとまだ足元が暗いんでゆっくり準備。
サイズはペンペンクラスの様なんで、コレで釣りたいGhostBuster8番に#8クリアインタミで先ずは様子を見る事に。
明るくなった7時に堤防に乗る。
餌木師数名、餌師数名、混んでないのは有り難い。
ザッとチェックすると、左の岸沿いの水深は浅く所々に沈み岩礁がある、如何にも回遊魚が廻って来そうな水道は深そうだが底は所々に岩礁が点在する砂地っぽい感じ。
期待した初日朝マズメの一帯はボイルも無く1~2センチ程の何かの稚魚と幅広の小魚以外は何も見えず、取り敢えずサスペンドアジをあちこちフルキャストし捲るもやはり手応えはない…(+o+)
話し掛けてきた常連のお爺に聞くと「今朝はカマスも居らんど~」…と。(^^;)
すっかり明るくなった8時ちょい前、左の岩礁帯で大型魚のゴブッ、ちゅう単発ボイルをサイト!(@_@)
射程圏内だったんで賺さずフルキャストで狙い撃つも向きが判らず脚も速くて捉えられず…(..;)
後で聞いたら「あ~、そらぁブリじゃ!」…と。(≧Д≦)
これが午前中見えた唯一の青物…(+o+)
下げに入って稚魚の群れが居なくなり、木っ端グレだか何かの群れと入れ替わったのを期に、他の場所に入ってる可能性は無いかと昼飯がてらあちこちの港をチェックしたが、ここと隣のもう一カ所以外は濁りで駄目。
もう一カ所も深いチャンネルから外潮が入って来るのか澄んだ潮が入り潮目が通る境目で2発ボイルが見えたが、足元が不安定な小さめのテトラに単独で乗る釣りになるんで潔く諦める。
一通り近隣要所をチェックした処でお昼が過ぎ、上げに入った頃なんで最も潮の感じが良かった元の堤防に戻る。
昨日降った雨の影響で各港は濁りが入っているがこの一帯は東シナ海の分流が差すのか綺麗に澄んでる。
様子見の為ロッドを持たずに堤防に上がると既に堤防先端にロコフライマンが一人。
話しを伺うとシイラが見えないんでカマスを狙ってる処と。
北西風に変わった水面には下げに出て来た幅広の小魚は消え失せ、代わりに4~6㎝程のカエリがチョロチョロ。!(^^)!
ここは北風だとアタシに取ってはマッポシ利き手からの風になる。
コレで釣りたいPermitPermit10番に #11 Type-IIヘッド + 50lbオーバルナイロンランニングラインで暫し振ったが風に煽られるとちと怖いんで、風対策の為Jスイッチ#8にType-IVヘッドに変え、カエリ片口をスナップ越しに結びサイト再開。
Sasame 喰わせサビキ毛鉤10号
スイッチロッドの長さは利き手からの爆風でも遠投が必要な場面で身体の近くをフライが舞わない様にし易いんで非常に重宝する。
ただ自分に取ってセミダブルな必要は全く無いんで、シングルハンドなSWキャノンロッドにその内改造するつもり。( ´艸`)
上げ2分程となる15時頃から時合いとなったのか、先端のロコフライマンがぽつぽつカマスを掛け出すもガマン我慢。
カエリの数が更に増えたのに気付いた30分後、遂に30M強沖で待ちに待ったベイトの群れが何かに突き上げられたのをサイト!!(^^)!
賺さずフルキャストで撃ち込んだ直後、今度は手前の岸壁前で水面のカエリの群れがざわめいた、と思ったらガボッ、ゴブッ、と突っ込みボイル2連発!!
はっきり見えたのはネオンブルーに輝く60弱のペンペンソロシイラ!!!(*⌒▽⌒*)
でもフライはまだ30メートル先…(>_< )
急いでダブルハンドで手繰ってライン回収する間にシイラの食欲?興奮?が収まったのか、急速に発色と輝きを失い乍岸壁沿いに潮上へ向かってゆっくりと泳いで行く。
やっと追撃、となった頃には既にそのシイラは餌師が垂らす糸の下…(^^;)
焦ってキャストせず決定的瞬間を待つべきやった…と後悔したけど後の祭り…(T^T)
ロコフライマンも今のを掛けて走り舞わさせれてれば群れを呼び込ませれたかも、と残念そう。
気を取り直し暫し様子を伺うもやはりハグレだった様で接岸が無い。
諦めて少し沈めてスローテンポのストップ&ゴーで引っ張ると直ぐに
「ゴグッ、ゴグッ!」( ´艸`)
重量感ある引きで揚がったのは~、
35㎝のカマス…(^^;)
これで最悪丸ボウズだけは免れた…(^.^;
リリース後、一向にシイラが見えないんでまた沈めてスローテンポなリトリーブをやると直ぐに…
「ゴググン!」(*⌒▽⌒*)
で、また同サイズのカマス…(^^;)
カマスと言っても尺オーバーだと結構引くんでコレはコレで6番とか4番辺りで専門に狙うとオモロそう。
カマスのアタリも16時半には無くなり、17時となった処で初日のサイトFF終了。
待ちに待ったオンリーワンスポットをモノに出来なかったけど、明日午前中の中潮初日に期待を託す事にした。
【使用タックル】
ICHTHYIC XSF908 GhostBusterカスタム
BillyPate BONEFISH A/R
Airflo 7000Ts SALTWATER - TACTICAL Series - Cold Saltwater Fast Intermediate WF8I, Clear
9ft Leader + 12lbsフロロ Tippet
ICHTHYIC XSF9010 PermitPermit
Flextec AEROTEC #9/12
Cortland 444 SHOOTER TAPER ST11S TYPE-II + Loop-Knotted RIO Slick-Shooter 50lb 35m
5ft Leader + フロロ3号 Tippet
Tiemco J-Switch 1108-4
Flextec AEROTEC #6/8
SA WET-CEL ST9S, TYPE-IV, Gray + Loop-Knotted RIO Slick-Shooter 35lb 35m
7ft Leader + 12lbsナイロンTippet