バカ貝de撃墜(^w^)
2015年 12月 01日
今日は横浜からのT氏をお迎えして二人で浜名湖陸っパリFF。
先ずは砂泥に入るとのT氏とは別に巻いてみたばかりのSurf-Clamパターンの威力がテイリング戦でどんなモンかが気になるアタシは三日月に直行w
天気は快晴だけど寒気団の来襲で気温は上がらず、8~12℃、8~7㍍の西北西が始終吹き付ける日和だから三日月だと風裏で寒さも凌げるw
潮は満月二日後大潮四日目最終日、上げ止まり~上げ6分、クリア。
一時間半程遅れてる実際の潮位はまだ7分弱で低いんで、自分の影を内側に落として不用意に岸辺の見えない徘徊チヌを散らさない様、外側深めに浸かって上げ始めでチヌが遡して来る先端開きへ入る。
8㍍の風と云うと此までの経験上テイルが上がらなくなるギリギリの風速ラインなのだけれども、風裏だからナンとか出るかと思った淡い期待は急激な水温低下と相俟って見事にハズれ、最初からフィーダーそのものを捜さんとイカン釣りにw
でもこういう展開で晴天・然も朝イチから背中に太陽を背負えるのは表浜名湖の陸っパリFFでは滅多に無い事なんで、ウキウキし乍脛下の潮上から膝下水深に次々にバッチリクッキリ捕捉する喰みチヌに手出ししてみたけど、ちょっと今朝の温かいけどガンガン流れる潮は流れが速過ぎて巧く喰わせれず数匹にチェイスさせれたのみw
先端の開きはよくチヌが見つかるけど此処に填まり過ぎると内側の時合を逃すwンで、潮位を視ててイイ頃合いに湾処に侵入ww
温かい潮が遡してるこの湾処は真ん中が少し浅くなった泥底で其処はテイルに加えてバカ貝の喰み跡も多く見付かる処w
暫し観察した処でテイルは挙がんないけど、ビミョーなウェイクからの直接目視で捕捉したヨンマルクラスが追尾して来て矯める様にツツツツ…と体を斜めに倒してフライの後ろからパクリと啄み噛む様にワンバイトw
完全には喰い込まず軽く噛み潰した感じの喰い方したもんで、思わずバカ貝喰ったシーン思い出して、試しにホットケして動かさなかったら直ぐに吐き出してフワフワ胸鰭動かし乍暫し見詰めた処でプィッ… (^^; ヤッパシ
如何にオレンジ斧足をペロンと出してても味無しフライはやっぱし動かさんとダメダメww
でも思ったより新作のバカ貝フライに色んな反応スルのに気分を良くして、本命エリアとなるフラットの真ん中へ潮上からナメクジストークし乍ショアライン沿いのテイルを探してると、テイルは挙がんないけど三つの暗灰蒼影がボトムをホジってるのを捕捉。
チヌ釣りでも何の釣りでもフラットでは常に潮上からアプローチするんだけれども、何故そうするのかと云うと、着水fleeを極力避けてなるたけチヌから離した処にフライを落とし、狙ったチヌの動きに併せて流れを利用してフライ先行で鼻っ面にミートさせる方が断然喰う確率が高いから、ナンですナ!w
実際それさえ出来てりゃフライはナンでも喰う?と思える程w(^w^)
サカナが見える見えないを左右するのは陽光の向きと強さなのは間違い無いけれども、完全に太陽を背負った位置からのアプローチがベストかと云うとそうでは無くて、ラインやティペットの影、至近距離の場合はロッドの影がフライより先に落ちるから一発fleeさせてしまうし、それに加えて風向きもサカナが見易い見難いを決定付けるから実戦での立ち位置決めはかなりヤヤコシイww
例えばこの時の場合、東の陽光は右サイドから照ってて西強風が左サイドからショアラインに吹き付けてると、普通パッと考えるのは右のショアからサイトした方がサカナが良く見える筈だと思いがちなんだけど、実際は逆で、特に風が強い時は吹く方から風下の逆光にならないエリアを見透す方が、遥かに、楽に、サカナが見えるンですナ!ww
コレは細波のカタチが織り成すレンズ効果の所為ナンだけれども、太陽を背にしてても風下の波立つ方から水中を見透すより、サイド光となっても波がナメる風上から見透す方がより水中が見易いからナンだけど、そんな事はモノの本にも書かれて無いから知ってて損は無い?(^w^)
Lou Tabouryが書いたInshore Fly Fishingには陸っパリのみならずチヌの実戦FFにも役立つ非常に参考になる事が色々書かれてるンで、シーズンオフの暇潰しにはお奨めかもww
そんな状況でダウンクロスにアプローチ出来る絶好のチャンスを仕損じる筈は無く、利き手からの逆風なんでベルジャンキャストで15㍍程先に見えるチヌの左横70㌢程を狙ったフライはフワリとターンしてイイ処にホタッ…と着水w(^^)/
フライが着底した処でティペット先端が沈むのをちょっと待ってチョリッ…、チョリッ…、と短く鋭いショートストリップで、如何にもチヌが近付いたのにビックラこいたバカ貝が慌ててピョコッ、ピョコッ、と一生懸命ジャンプして逃げてますwな様を演出してやると、一発でフライを捕捉w
尻尾をグワグワ揺すり乍チェイスし始めた後は、チヌの反応と動きを診ながらストリップ&ポーズのテンポと強弱をチヌに合わせてヤるだけで…
バクッ! と一気に喰ったと同時に反転するのがハッキリ見えて…
ガグゴグッ!! ヘ(≧▽≦ヘ)♪
頚振りながらググググッ…と持ってくラインが充分張った処でo(`^´*)フン‼、と軽くバット煽って念為フッキング!!!
めっちゃファイトした今季ラストとなるやも知れぬチヌの閂にバカ貝のササメ管チヌ2号がガッチリめり込んでて超満足!(⌒‐⌒)
デカくは無いけど全身がブルーバックで各鰭も綺麗に揃ってる魚体w
背負って貰った今季25本目のチヌタグは、JGS-171726w
今季54枚目、サンマルオーバーだけなら46枚目、内チヌだけなら44枚目となったのは、全長36㌢, 叉長35㌢, ウェイト1.5lbs.でしたww(*^^*)
このサカナを獲ったのは9:41だったんだけれども、丁度同時刻に別の砂泥フラットで釣りしてたT氏もヨンマルアップを掛けてティペットブレイクされると云う現象が起きた。
この現象が起きたのはコレで4度目… バイトがアチコチで同時多発するのは独りでヤってた今年の初夏迄はワカランかった事象なんだけど、ひょっとしてチヌの喰いが立つ時合に場所は関係無いのかも知れないと云う仮設は来季に是非是非検証してみたい謎のひとつww(^w^)
上げ止まりからT氏も合流して三日月の外側を主にヤったんだけど、渋い見えチヌにチェイスはさせれても甘噛みかチンタバイトしか獲れず、遂に一個しか無いダンベルアイMのSurf-Clamを腐った鉄杭に引っ掻けてロスト、その後はイイ反応を得られんまましゅーりょーww
翌日の為、また夜中に一個補充したのはゆーまでも無い…
管付グレ8号
【使用タックル】
Caps Stream-Trail 9ft #5/6-8pc. SW-Custom
Fenwick WORLD-CLASS 4
SA Mastery Textured Saltwater Taper WF7F
Varivas All Purpose Nylon 1X 12ft. + Seaguar Grand-Max FX Fluoro 2号 4ft. + 1.75号 5ft. Tippet